松木果樹園について

当農園が、この雄大な山里の風景と恵まれた自然環境の福岡県東部・みやこ町に果樹園をつくり始めたのは、1983年。
最初の1年目は、野菜づくり中心のわずかな収入で、支柱を建てたり棚を張ったりして、果樹園づくりで過ぎていきました。
桃・栗 3年、柿 8年。ということわざの通り、苗木から果樹に実がなり軌道に乗るまでに時間がかかります。

松木果樹園では、大切に育て上げた樹木から採れる果物を、産地直売でお届けしています。
自然の物は、作るのに限りがあるので、すべて限定品です。

〒824-0225 福岡県京都郡みやこ町犀川大坂280-11
TEL 0930-42-3125 / FAX 0930-42-3112
【直売所】9:00〜17:00
【フルーツ狩り】11:00〜16:00(入園受付15:30まで)
【駐車場】40台、大型車不可、マイクロバス不可

《アクセス》
■福岡市より車で約90分
行橋ICまたは今川スマートIC下車、赤村方向を目指してお越しください。
■北九州より車で約60分
■行橋駅より車で約20分
■平成筑豊鉄道犀川駅より車で約5分

松木果樹園のこだわり

❶ 除草剤を使用しない

除草剤を使わない、草を土に返す環境にやさしい自然手法「草生栽培」を採用。
【草生栽培】雑草を生やし草丈が伸びたら、その草を刈り込みます。
刈り込んだ草はそのまま、肥料として土へ返してあげます。この作業を1年間で12回以上します。
こうして、土と草と樹木の自然のサイクルを、手間暇かけて行います。

❷ 有機肥料を使う

化学肥料よりも有機肥料は実にコク(甘み)がでます。
その味をお客様にお届けしたくて、有機肥料を使った土づくりを20年以上続けています。

❸ 樹上完熟

松木果樹園の果物は、樹上完熟果実で出荷するのがポリシーです。
青果市場に並んでいる果物は、棚もちするように青い実のうちにちぎります。
店に並んだ頃に合わせて完熟する果物は、木からちぎられているので光合成ができず、まろやかになりますがそれ以上甘くなりません。
樹木に成っている果物は、完熟するまでに充分に日光を浴びて糖度が高くなります。
畑で完熟させるフルーティトマトのように。

手間ひまかけて育てています

手間暇かけて育てているので、多くの人の手が必要です。果物は朝どりが基本なので、10時までに収穫します。
なぜならば、植物は葉で光合成するので、光が充分に取り込まれる時間は呼吸にエネルギーが使われてしまうからです。
日が沈んだ夜から明け方までは、光合成をする養分が実に吸収され、たまった状態になるので、朝どりの果物はおいしいのです。

果樹園の春夏秋冬

冬の仕事

来年実になる樹木を整えます。
冬の時期にしかできない、棚のきびり、選定などの手作業を行います。
実がおいしく実るように、樹木の枝を切ったり枝の形を整えたりします。

春の仕事

選定をした枝から咲いた花のつぼみのうち、更に花の間引きをします。
前年の秋から土に貯め込んだ養分を100%生かせるように、咲いた花から実にするのは毎年4割程度です。
例を言うと、1万個の花の中から4000個の実に吸収してもらえるように、枝や葉を整え、つぼみと小さな実などを間引きし、手間暇かけて樹木の実を育てていきます。
余分な葉や実などに養分がとられないようにするためです。

夏~秋(収獲)の仕事

形のいい実に袋かけをします。
育った実の中から更に形のいいものを残すために、約500~600個ぐらいにしか袋かけをしません。
咲いた花の中から、丹精込めて育てられた出荷するための実は、選び抜かれたものです。
倍率でいうと、20個の花の内たった1個です。
その選び抜かれた実に等級がつけられて、商品となります。

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